看護師より子供の方が強い

私はこれまでに多くの子供と接してきていますが、私たち看護師は看護師なりに強く頑張っていかなくてはならないと思っている中で、看護師よりも子供の方が断然強いということがわかりました。看護師は一生懸命に患者さんを支えようとしていますが、そんなふうに思わなくても子供は一生懸命に自分の病気や怪我としっかり向き合い乗り越えようとしていくものですね。もちろん中には入院仕立ての頃、毎日泣いてしまうような子供がいるのですが、それでも私たち看護師の心配をよそに、自然と元気になって他に入院している子供たちと仲良くなっていきますし、沢山の笑顔を見せてくれます。

本当は治療するにもすごく怖い気持ちが沢山あるのに、いつでも笑顔でいるというのはやっぱり子供の強さだと思っています。ですから私たちは子供から沢山の元気をもらったり勇気をもらったりすることがあります。もちろん子供の患者さんだけではなく、大人の患者さんからも元気や勇気をもらうことがありますが、特に小さな子供の場合には沢山の勇気や元気をもらいますね。あんなに小さな体のどこからその勇気や元気が出てくるのかと思うほど前向きに頑張っている子供を見ていると、私たち看護師が小さなことで悩んだり落ち込んだりしている場合ではないと考えてしまうことがあります。

■子供は本能で立ち向かっている。

どんなに怖い治療でも不安を抱えていても子どもというのは本能で立ち向かっているものですから、怖い時には正直に泣くし、頑張らなければいけないという時は表情が変わります。そういった子供たちを間近で見ていると本当に子供は素晴らしいと思うし、私たち看護師は大人なのに情けないと思ってしまう事もたくさんあります。

多くの子供に触れ合いながら仕事ができているというのは本当に嬉しいことだと思うし、感謝をしなければならないことですよね。子供たちを見ていると毎日私は本当に沢山の元気をもらっているし、小さな事で泣いてる場合ではないと思い知らされます。看護師がしっかりと患者さんを勇気付けていかなければいけないと思っていますが、子供の患者さんは特に看護師に頼るなんてしようとせず、自分でしっかり壁を乗り越えていこうと頑張っているものなので必要以上の口出しをせず、あくまでも頑張ろうとすることに対してフォローするようにしています。本当に子供の患者さんからは教えられるものがたくさんあり、毎日私たちは看護師として成長させてもらっていると思っています。