手のかかる後輩看護師は可愛い

手のかかる子供ほど可愛いなんていう言葉がありますが、これは子育てをしている場面だけではなく仕事をしている上でも同じことが言えると思います。私はこれまでに何人か後輩を育ててきていますが、やっぱり物覚えが良くて次々と仕事ができるようになってくれる看護師よりも、ある程度私自身が手を焼いてしまうような看護師の方がかわいいと思い一生懸命に私も育てるようにしています。

どんなことでも次々に覚えながら吸収力の良い後輩はとても助かるし、早く一人前になってくれるので、先輩看護師としては嬉しい事なのですが、その分なんとなく自分の手から離れてしまうのが早いというか、親の気持ちになって例えるのであれば早く子離れされてしまうような気持ちになり寂しいと思うことがあります。1人でも多くの看護師が早く成長してくれるというのはとても良いことなのですが、個人的な気持ちとしては寂しいと感じてしまうことがあるので、やっぱり少しくらい手がかかる後輩の方が可愛いですね。

■良い事ばかりではないけど

もちろん手のかかる後輩の場合には、一人前になってくれるまで時間がかかりますから育てる側としては大変な事がたくさんあります。ですから仕事をしていながらもイライラしてしまったりすることもたくさんあるし、きつく叱ってしまうなんて言う事もあり後輩には辛いこともあるかもしれません。それでもやっぱり今までできなかったことができるようになった時の後輩の表情を見ているととても自信にあふれているし、頑張ってる姿を見るのはは先輩としても本当に応援したくなりますよね。

後輩が安心して仕事をすることができるように、また仕事に集中することができるようにするためには先輩である私たちも頑張っていかなくてはなりません。私自身もまだまだ仕事をしながら辛いと思ってしまうことなどもあるし、後輩には見せられませんが、自分が辛いと思ったときにも後輩が頑張ってる姿を見ると後輩から力をもらって私も頑張らなくてはいけないと思ったりすることもあります。知らず知らずのうちに私も後輩に助けてもらっていることもあるし、やっぱりこういった部分でも言葉はないものの、しっかりとした信頼関係が結ばれているのではないかと思っています。私たち先輩が後輩を助けているばかりではなく後輩に助けられているということも忘れずに働いていけば、お互いに困った時には助ける事ができるようになりますね。